新潟海岸では国土の保全上特に重要な海岸として、国の直轄事業により浸食対策のため海岸保全施設の整備が進められています。本工事は当該整備事業における一環で、消波ブロック運搬距離の大幅な短縮を目的とした、金衛町ブロック製作ヤードの西側に新たな岸壁を整備する工事になります。
護岸基礎工の主体となる鋼管矢板圧入作業では、県内でも珍しいジャイロプレス工法での施工や、令和4年度より開始され北陸地方整備局としては初の実績となるICT基礎工を導入した施工を行いました。冬季中での海上作業であったため、厳しい気候条件に苦労しましたが無事故、無災害で竣工させる事が出来ました。
ご協力をいただいた地域の皆様、発注者の皆様、協力会社の皆様に深く感謝申し上げます。
発注者様:北陸地方整備局信濃川下流河川事務所