１２月８日（金）、大河津分水路山地部掘削その１９他工事の現場事務所にてコマツ社とアースブレイン社が共同開発した遠隔操作システム重機の体験会を開催しました。本システムの公共工事への導入は全国初となります。

　当日は、北陸地方整備局、新潟県職員の皆様や報道関係者合わせて約50名の方々に参加頂きました。体験会では、現場事務所内に設置した操作用コックピットから施工中の現場（長岡市寺泊）と体験会用に千葉県美浜市に準備した遠隔バックホウ２台の操作実演を行いました。また、施工中現場では簡単に持ち運びができるラジコン仕様コントローラーでの操作実演も行いました。

　本システムの導入は大きな2つの目的があります。ひとつは建設業界の３K（きつい・汚い・危険）イメージを払拭し、将来の担い手となる子供たちに建設業界に興味を持ってもらう事です。建設会社それぞれが様々な新技術を導入して建設業界を盛り上げるべくＰＲ活動を行っており、廣瀬もその活動に一役に買えればと考え導入を行いました。ヘルメットを被らず操作ができるので、髪型は崩れず日焼けせず天候に左右されない。今までのイメージが変る一歩です。

ふたつめは、少子高齢化による人手不足の解消や重機オペレーターの身体的負担の軽減などです。このような新技術の活用で働き方改革や生産性向上に繋げていければと考えております。

　廣瀬はこれからも、ICT関連の最新技術導入で地域社会や建設業界に貢献できるよう努めてまいります。