表題の通り、「山島新田河道掘削その8工事」が無事竣工いたしました。
それでは、「現場代理人の声」をどうぞ!
本工事は、加茂市山島新田地区において、信濃川の洪水時における河川水位の低下、また、水際の湿地再生等、
多様な河川環境の創出をする事で、『安全・安心で魅力、活力のある信濃川下流域づくり』を目的とした河道掘削
工事でした。
工事内容としては、河川内の土砂掘削・運搬がメインであり、一見単純な工事だと思われますが、業界最先端技術
であるICT(情報通信技術Information Communication Technology)を活用した工事です。
具体的には、現況地形をUAV(無人航空機システム)測量による3次元化です。
そのデータをもとに3次元設計データを搭載したマシンコントロールバックホウによる自動掘削作業、また、クラウド
サービスによる出来高・出来形管理を行うことで、日々の測量集計管理が自動化・省力化するものであります。
現在、建設業界はICT技術を取り入れることにより3K(きつい・きたない・きけん)を払拭し、魅力ある業界へと変わり、
やりがいのある業界となっております。
この業界の更なる明るい未来を期待しております!
最後になりますが地域の皆様方、発注者様ならびに協力会社の皆様方には多大なるご理解とご協力を頂き
まして心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
①着手前 ②竣工
③UVAによる測量 ④掘削積込み状況
⑤法面整形状況(マシンコントロールのため丁張不要) ⑥掘削状況