表題の通り、「阿賀野バイパス 17工区改良その14工事」が竣工いたしました。
それでは、「現場代理人の声」をどうぞ。
阿賀野バイパス事業は、国道49号線の阿賀野市水原市街地における
交通混雑の緩和及び道路交通の安全・円滑化を目的とした事業です。
本工事は、その事業内で阿賀野市月崎地先から上黒瀬地先間における
盛土や幹線用水路及び市道の切り回し、農道BOXが主な施工内容でした。
この工事は1年8ヶ月という長期工期であり、さまざまな環境に配慮した
安全管理が重要でした。夏期作業に於いては工夫を凝らした熱中症防止
対策の実施、また田圃に囲まれた箇所に於いては、農家の方々への配慮等
を行い、安全教育においては、さまざまな外部講習を取り入れるなど、
作業員の安全意識向上に努めました。
施工に於いては、建設業界全体の課題である「建設業就労者の減少」に
対し、さまざまな取り組みを行いました。「技能者の高齢化」に対し、
ICT土工(i-Construction)の試行導入と効果検証を実施。
「若手入職者減少の歯止め」に対し、工業高校生に最新技術を紹介した
現場見学会。「女性活躍の推進」として女性専用の環境整備に努めました。
これらの活動が建設業界全体の明るい未来につながればと思います。
最後になりますが、地域住民の皆様、発注者様ならびに協力業者の皆様方
には多大なるご理解とご協力を頂きまして誠にありがとうございました。
①プレドード盛土(施工前) ⇒ (施工後)
②幹線用水路及び市道切り回し(施工前) ⇒ (施工後)
③農道BOX(施工前) ⇒ (施工後)
④現場見学会(新潟工業高等学校) 地元との交流(京ヶ瀬幼稚園)
⑤ICT土工(i-Construction)の見学会